旧道隧道 -TUNNEL TOUR-
~ 愛知遠征!旧伊勢神トンネル ~
図:トンネルの場所

友人達と名古屋へ小旅行をした帰り、道程をどうするか決めるときにこのトンネルの存在を思い出し、リクエスト。結果、めでたくこのトンネルに寄り道することができました。友人達に感謝。

伊勢神(いせがみ)の名は、かつて近辺に住む人々が、ここの峠から伊勢を拝んだという「伊勢おがみ峠」が訛ってできたのだそうです。


写真:トンネル西側入口1。クリックすると大きな画像が出ます。
写真:トンネル西側入口2
車との対比。トンネルの断面積は割と小さい。
車輌の高さ制限は2.2m。やや大振りな車は入れない。

西(足助)側の入口です。

非常に重厚な造りをした石積みの構造物に、圧迫感ともいえるほどの強烈な存在感を覚えます。開通は明治30年=西暦1897年。なんと百年以上も前なのです。このトンネルの建設がどれだけ大きな事業であったかを推し量ることができます。

この地域では有名な心霊スポットだそうですが、直線トンネルで出口が見えるのと、晴れた昼間であったためか、あまり怖く感じませんでした。

写真:トンネル西側扁額1写真:トンネル西側扁額2

扁額には「伊世賀美」(いせがみ)と書かれています。古くはこのような漢字表記だったのでしょうか。下には右から「明治十十九年七月起工十十十年十一月竣工」と書いてあります。

写真:トンネル内部1

さっそく中へ。

トンネル両端には結構大きな水たまりがあります。照明設備が天井に取り付けられていますが、使われていないらしく、昼でも真っ暗です。

途中で壁の色が変わっているような気がしたので撮影してみると、トンネルの壁の厚さが変化していることが分かりました。左の写真は壁が厚くなるところの境目です。このような境目がトンネル内に数カ所あり、中には衝突防止のためか、反射板を取り付けている場所もありました。

写真:謎の赤い光?

先を歩いていた友人が不審な赤い光を発見!

もしや、心霊スポット関係のページで紹介されていた、謎の写真にも写った光でしょうか!?

勇気ある友人が近づいて明かりを当ててみると‥‥

写真:謎の赤い光?

なんと、トンネルの壁をつたっている電線に繋がった、ゆうせんの機器?から赤い光が漏れていたのでした。(笑)

それはともかく、こんなトンネルの壁に適当にぶら下がっている(失礼(^^;)電線が、現在もちゃんと現役であることのほうが驚きでした。いったい何の目的に使われているのでしょうか。

写真:トンネル東側入口。クリックすると大きな画像が出ます。

そしてこちらが東(稲武)側入口。造りは西側とほとんど一緒なのですが、日陰になる時間が長いのか、苔むしていてだいぶ雰囲気が違っていました。